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Twitterのビジネスモデル (マーケティング)

TechCrunchに面白い記事が出ていました。

▼Twitterは金を稼ぎ始めるべきか否か
http://www.pheedo.jp/click.phdo?i=95d64667615cc6a013792f4a42bee82a

元ネタは、TechCunchの創始者であるMichael Arringtonです。

記事の内容を要約すると

・Twitterはまだお金を稼いでいない
・Twitterは今後、2つの道を選択できる
 1.YouTubeのように、可能性を感じる企業に高額で買収してもらう。
 2.独自で収入モデルを確立する。
・後者(2.)は魅力的だが、失敗すると、市場価値が下がり、高額で買収してもらえなくなる
・今後、経営者は、その2者のどちらをどのタイミングで選択するかが手腕の見せ所となる

ざっとこんな感じです。

本当に、無料モデルというのは難しいと思います。

私は、以前ネットベンチャー企業(日本の)に勤めていたことがありますが、
その時の社長がこう言っていました。

「米国のベンチャーは、投資家が可能性に金を入れる。
 日本のベンチャーは、投資家が収益性に金を入れる。」
 

当時の社長は、だから自分のところはうまくいかない、と言いたかったようです(^^;)


今考えると、それだけが原因ではなかったと思いますが、これは一理あると思います。


日本でTwitterのような無料モデルでスピードを上げて大規模展開するのは、以下の理由で難しいでしょう。

1.言語の壁
 →英語圏の潜在市場と違い。日本語圏はパイが小さく、可能性が限定される
 
2.オーナー社長
 →日本の場合、企業を買収してもらうという文化が根付いていない。多くの場合、自分が経営することを考えていて、収益モデルを常に考えている。
 
3.日本のベンチャーキャピタルのタイプ
 →あくまで収益性にこだわることが多い。また、プールしている金額も違う。
 
ということで、TwitterやYouTubeのようなモデルを展開したければ、日本でやるよりは、シリコンバレーでがんばった方がいいかも知れません。

それに、万が一日本でうまくいった場合でも、今回ご紹介した、Twitterのような壁にぶち当たるということを意識しておかなくてはなりませんね。


ちなみに、Twitterのビジネスモデルって、何が考えられるでしょうか?

ほとんどの人が思いつくのは、Googleのように、検索連動型広告と、コンテンツマッチ広告でしょう。

検索窓に入力されたキーワードごとに広告を出す。(検索連動型広告)
そして、1つのつぶやきごとに、関連広告を出す(コンテンツマッチ)


これは、うまくいきそうな気もしますが、コンテンツマッチの勝手がGoogleとはちょっと違います。

Twitterの場合、リアルタイム性がありますが、コンテンツマッチをリアルタイムでやるには、相当の技術力が必要です。だから、コンテンツマッチは意外に難しいのです。


また、別の観点から考えてみます。

もっぱら、Googleのような広告収入がイメージとしてありますが、そうはうまくいかないかも知れません。

なぜなら、Twitterは、企業ユーザに対しても無料だからです。

だから既に、米国企業は、Twitterを利用してプロモーションを行って、結果を出していたりします。

これを有料化するには、それ以上のメリットを企業に与えねばならず、ハードルが一つあがってしまいます。

私は、Twitterは日本の2chに似ていると思っています。

そうすると、2chのビジネスモデルが適用できる可能性があります。

2chのビジネスモデルは公の発表がありませんが、ほとんどがバナーなどの広告収入だといわれています。

ただし、2chはアングラな雰囲気があり、アングラな広告やそれ系の作業で高収入を得れますが、Twitterはクリーンです。

それに、2chの収入も、これまた未発表ですが、おそらく年間で数十億円規模ではないかとみています。

そう考えると、Twitterの投資家としては納得がいかないレベルですね。


総じて、私の今の結論としては、「広告収入モデルを導入すれば、ある程度は稼げるだろうが、数十億/年レベルで止まってしまう可能性があり、Googleほどのインパクトがでないかも」といったところです。

だから、今はまだ、有料モデルに踏み込めないのかも知れません。

ただ、Twitterのコミュニティ力と、リアルタイム性、伝染性、つながり感は他にはない媒体の魅力を秘めています。

テレビと携帯メール、Facebookの平均をとったような媒体です。

この平均感が心地いいのだと思います。

だから、全てのOSや携帯にバンドル(最初からインストール)されたら、面白いことになるかも知れませんね。


Google規模、もしくは超えるとしたら、そういうつながり感を意識した広告の使い方に変化した時だと思います。

例えば、
「何か、東京でおいしいお店ない?」って発信したら、その人が世田谷在住で、イタリアンが好きなことを感じ取って、「こんなお店があるみたいですよ」とイタリアンのおいしい料理店を推薦する。

しかも、このイタリア料理店について書かれた、過去のTwitterログも合わせてみせてあげる。

うーん、すごいシステムですが、こんなのができたら、ひょっとしたら、天下はGoogleからTwitterに移るかも知れませんね。


さて、そんなTwitterですが、どんな道を選択するでしょうか?

買収か?それとも、自分でやるのか?

私が思うには、自分でやってみるのではないかなぁと思っています。
彼らは、一度BloggerをGoogleに買収していますしね。

今度は自分でやってみてもいいかなぁと思っているかも知れません。

すごい可能性は、秘めていると思いますから。





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