RiTurban‘sサイト解析ブログ
RiTurban‘sサイト解析ブログ
2009年09月12日
それを理解する前に、まず、これはセキュリティの観点でよくつかわれる言葉です。
ファーストパーティークッキーと対比されるのはサードパーティクッキーです。
サードパーティの方が馴染みが深いと思いますので、そちらから入ります。
ゲーム制作などで、サードパーティー制といえば、別会社制のことですね。
例えば、任天堂のWiiのソフトをハドソンが作れば、ハドソンはサードパーティです。
この時の任天堂がファーストパーティーになります。
つまり、自社制か、他社制か?ということです。
ここで、例えばWiiの上で、あるソフトのインストールが必要だった場合、任天堂制(ファーストパーティ制)の方が安心だと思いますよね。
サードパーティー制の場合は、サードパーティーがマイナーな会社の場合(例えば私などが作っていた場合)インストールするかどうかは迷うと思います。
ということで、セキュリティ上も、ファーストパーティー制の方が安心だということになります。
さて、クッキーの話に戻します。
ということで、ファーストパーティークッキーとは、自社制のクッキーということです。
具体的にいうと、あなたがアクセスしたホームページが直接読み書きするクッキーのことを言います。
クッキーというのは、大体、JavascriptやPHPなどのプログラミング言語で設定されます。
そのプログラム言語が、あなたのホームページ上に最初から埋め込んであれば、それはファーストパーティークッキーといわれます。
逆に、例えば、あなたがある会社(例えば私の会社)のバナーを張ったとします。
その時、そのバナーが、私の会社のホームページ上にあるプログラムを稼働させて、クッキーを仕込もうとしたとします。
これは、危ないですね。
あなたはバナーを張っただけのつもりが、私は、勝手にユーザーにクッキーを埋め込もうとしているのです。
ということで、こういうのをサードパーティークッキーと呼び、多くのブラウザで警告が出るのは、このタイプのJavascriptになります。
もちろん、これはたとえ話で、私の会社がそういうことを行うことはありませんので、ご安心ください(^^;)
※2011/03/24 追記