RiTurban‘sサイト解析ブログ
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2009年10月27日
GAの大幅バージョンアップがあったのが、2009/10/20。
親切心からだろうけど、画面のレイアウトなんかが結構変わっています。
で、ga.jsを表示してくれるプロファイルの「ステータス」画面ですが、これが格段にわかりづらくなりました(笑)
PHPを導入していますか?などをチェックいれられるようになっていますが、結局、仕様をしらないとトラブルになるようなチェック項目ばかいです。
で、特に「PHPページをトラッキングする」というくだり。
まず、「PHPページをトラッキングする」を選んでも、どこが変わったのかわからない(苦笑)
よく見ると、トラッキングコードの上に注釈が出ていました。
その注釈で、動的サイトのトラッキングで、<?php include_once(“analyticstracking.php”) ?>をPHPファイルに導入してくださいとありますが、これも必須じゃないですよね。
仕様からいえば、あくまでga.jsが全てのページで呼び出されればいいわけで、HTMLコードとして、このGAのトラッキングコード(GATS)が一度呼び出されれば問題ありません。
だから、こので説明されているのは、あくまで例です。
こうやったら、動的ページのトラッキングも簡単にできますよ!というアイディアを教えてくれているわけですね。
つまり、トラッキングコードを、analyticstracking.phpというファイルに保存しておき、それをincludeで呼び出すという形にしてはいかがでしょうか?というアイディアなわけです。
この考え方は、Dreamweaverのライブラリと一緒なわけで、別に目新しいアイディアではありません。
それに、この考え方でまずい部分もあります。
特に、今回のGAの大幅改定で、Javascriptをいじりたい場面が今後増えそうです。
そんな時、ライブラリで共通化されたga.jsを</body>の近く(つまりHTMLの下部)に入れていては、使いたい機能が使えなくなる可能性があります。
※多くの機能は、ga.jsのスクリプトの後に呼び出す必要があるからです。
このブログでも何回か触れていますが、Googleの推奨は</body>の近辺といっていて、その理由は、ga.jsがトラブった時などに影響が少なかったり、ページをしっかり読み込んだ後にトラッキングするためなのですが、どちらにしろトラブルが発生することなんて見たことないですし、そのせいで使えない機能があるなんて嫌です。
ですから、推奨がどうであろうと、ga.jsは<body>の直後(つまり、HTMLの上部)に入れるか、<head>セクションに入れるべきだと、私は思っています。
ということで、まとめとしては、10/20の改定以降、ga.jsのインストール画面はえらいわかりづらくなりましたが、仕様が変わったわけではないので、しっかりヘルプを見て、基本を理解して対応しましょう!ということでした。
<?php include_once(“analyticstracking.php”) ?>は必須じゃなく、別に、各ページのPHPに、普通にga.jsを貼り付けてもいいってことです。