RiTurban‘sサイト解析ブログ
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2009年09月04日
先日、GoogleAnalyticsのアドバンスセグメントについてお話しました。
その時にちらっと触れたのですが、今日はフィルター(フィルタ)について。
いきなりフィルターの不具合としてはじめたのは、
あまりフィルターについての良い情報がまとまっていなかったからです。
まず、フィルターの動作としては、下記になります。
・フィルター設定を行うと・・・
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設定をした時刻以降はそのフィルター設定が有効になり、
フィルターの条件に合致したデータは、以降データベースに保存しなくなる。
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多くの人がフィルターを使用するのは
自分のIPアドレスを除外したい場合だと思います。
そうやってググってみると、フィルターを使えばいい!という結論に至ります。
で、その設定はしてみるものの、結果に反映されないので、
「不具合か!?」
と思ったりしてしまいます。
でも、今回のフィルターの仕様を理解すれば大丈夫ですね。
一点注意事項として、つまりフィルターをかけてしまうと、
それ以降、その条件のデータは保存されません。
それが嫌な方は、プロファイルをコピーし、
そのコピーした方にフィルターをかけておくといいでしょう。
そうすれば、データが残っている方とフィルターされた方の両方を
確認することができます。
最後に、一番よくあるフィルター設定である、
自分のIPアドレスを除外するフィルター設定の方法についてお伝えします。
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0.自分のIPアドレスを調べる
▼こんなサイトで調べられます
http://www.cman.jp/network/support/page_put.cgi
1.プロファイルをコピーする(名前は「自分の除外」など)
2.そのコピーしたプロファイルに新規フィルターを追加する
3.フィルターの条件で、「IPアドレスからのトラフィックをすべて除外」を選ぶ
4.IPアドレスに自分のIPアドレスを入れる。
※この時、正規表現になるので.(ピリオド)をエスケープしなくてはなりません。
よくわからない人も、以下にならって / (バックスラッシュ)を入れてください。
例) 192.168.1.1 → 192/.168/.1/.1
5.保存を押します
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これでフィルターの完成です。
カツオさんという方のサイトなどが、画面イメージ付きで詳しいです^^
▼カツオさんのDoRubyブログ
http://doruby.kbmj.com/katsuo_on_rails/20090430/Google_Analtyics_IP_