RiTurban‘sサイト解析ブログ
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2009年09月12日
GoogleAnalyticsの大まかな稼働の仕組みです。
■誰かがあなたのサイトにアクセスすると・・・
→あなたのサイトに埋め込んだGoogleのJacascript(ga.js)が稼働し、
trackPageView() メソッドを呼びます。
trackPageView()メソッドは、ユーザーにクッキーを仕込んだり読み込んだりします。
この時は、ファーストパーティークッキーとなります。
つまり、Googleのサーバサイドではなく、”あなたのサイト”に埋め込んだJavaScriptが稼働し、
ユーザーとクッキーのやり取りが行われます。
→同時に、見えないgifファイルへへのリクエストが発生します。
このリクエストはGoogleのAnalyticsサーバへ飛びます。
このリクエストの中に、すべての保存すべきデータが入っています。
→データの転送は、リアルタイムに行われ、リアルタイムに保存されます。
Analyticsレポートでは、24時間ごとにデータ更新され閲覧することができます。
■細かいこと。
・GoogleAnalyticsは、ファーストパーティークッキーしか使っていません。
従って、ほぼすべてのブラウザで警告なく、データを収集することができます。
ちなみに、ファーストパーティークッキーと違い、
サードパーティークッキーは、ブロックされていることが多いです。
サードパーティークッキーとは、例えば、あなたのサイトに、誰かのバナーを張った時、
そのバナーが勝手にクッキーを発行しようとすることを言います。
これを許してしまうと、悪意のある第三者が、あなたのサイトを介してあなたのユーザーに悪戯ができてしまいます。
そこで、サードパーティークッキーは、警告が出てブロックされることが多いのです。
・Googleはクッキーを使ってユーザの参照元や訪問回数などを記録します。
従って、ユーザーがクッキーを消してしまうと、そのユーザーは新規ユーザとしてカウントされます。
ユーザーがクッキーを消す時というのは結構あるので、(ネットカフェとか)
そうすると、そのユーザーの挙動は追えなくなります。
ただし、もともとAnalyticsには、ある特定のユーザーを追跡する機能はありません。
ただ単に、統計的なデータとして、新規ユーザとしてカウントされるという意味です。
・キャッシュページを見られた場合でも、インターネットにつながっていれば、情報は記録されます。
なぜなら、Javascriptが稼働するからです。
・携帯も同じ理由で、Javascriptが稼働するならば、情報は記録されます。しかし、ほとんどの携帯ブラウザはJavascriptに対応していません。
・ページの読み込み途中でJavascriptエラーが発生した場合、そのエラーの前にGoogleのJavascriptが稼働していれば、そのままトラッキングされます。