RiTurban‘sサイト解析ブログ

2011年のWEBサイトで気にすべき3つのことを選んでみました

2011年01月21日

先週は「アクセス解析業界(市場)の2011年予測
というのをやってみましたが、、

今週は、ちょっと範囲をかえて、
「2011年のWEBサイトで気にすべきこと」を、
僕なりの実体験を踏まえてかきます。

2011年のニュースや業界動向として知っておいた方がよいことは
本当に人それぞれあると思いますが・・・

あくまで僕はメルマガのタイトルが示すように
「成約数を増やす」というところに絞って、
今年に必見のものを3つ記載します。

iPhoneなどに代表されるWEBデバイスの変化というのも、
これから大きいと思うのですが、
家電含めてそれが市場として本格化するのは2012年以降からかと。
ですので、今年はこの3点を選んでみました。
まだPCのWEBサイトの世界をメインで考えています。

1.Google
2.デザイン
3.ブランドストーリー

以下順番に。

—————————-
@1.Google
—————————-

やはり今年もGoogleは要注目だと思います。


昨年末はYahoo!の検索結果がGoogleと一緒になりました。

▼海外SEO鈴木氏のYahoo!Google提携のまとめ記事
http://homepage-shindan.com/url/file/mrsuzuki-yahoo-google.html


2011年はYahoo!リスティングの基本システムも
GoogleAdwordsと一緒になる予定です。

また2015年までに、
Youtubeなどの動画広告が広告の50%を占めるだろうという予測も。

このあたり詳しくはGoogleAdwordsラボの鷲見さんの
寄稿記事を読んでもらうとよいと思います。

▼2011年のSEO・SEM業界は、こう変わる!
http://homepage-shindan.com/url/file/sem2011.html

WEBで結果を出すためには、
広告を含めてGoogle攻略はひとつの鍵になると思います。


—————————-
@2.デザイン
—————————-
2010年は、”もしドラ”や”池上彰”さんが流行ったように、
難しいことをわかりやすく簡単に伝えるという流れだと思います。

海外でもインフォグラフィック マーケティングという、
情報を端的にまとめた画像(img)を制作することが流行っているそうです。

▼WEB担:リンク購入よりもお得? インフォグラフィック マーケティングより
http://homepage-shindan.com/url/file/infographic.html

要は情報判断のスピードがあがっているので、
ぱっと一目で伝わらない複雑なデザインでは、
なかなか足を止めてもらうことができません。

ですので、もし”伝わるデザイン”を心がけていないなぁと思うならば、
これは真っ先に対応した方がよいと思います。

実際それだけで、僕のクライアントサイトでは
成約率が2倍、3倍になることも少なくありません。

もしデザインに自信がないならば、
もうプロにお願いするというのがよいと思います。

デザイナーさんの費用をケチる必要はありません。
圧倒的に結果が違うので、スグに元が取れる可能性が高いです。
(もちろんビジネスモデルにもよりますが)

それくらい最近は結果に表れます。

誰にお願いしてよいかわからない人は、
楽天ビジネスやSOHOビレッジというサイトがあります。

▼楽天ビジネス
http://homepage-shindan.com/url/file/rakutenbusiness.html

▼SOHOビレッジ
http://homepage-shindan.com/url/file/sohovillage.html
こういったところで探すと、
腕のよい方に比較的安いお値段でやって頂けることが多いです。

—————————-
@3.ブランドストーリー
—————————-

ブランドストーリーとは、簡単に言えば
「自分達は何者で、何を目的に活動しているのか?」
ということを、簡単にイメージしてもらうための物語のこと。

そのために伝わる文章作成をし、
伝わるデザインを心がけます。

具体的には会社概要などに
・運営者の顔写真を掲載する
・信頼感のあるプロフィールを掲載する
・顧客への想いと商売の理由を文章にする
などがあります。

このブランドストーリーは
数年前から有効だったのですが、昨今、特に有効です。

例えば僕のクライアント事例では、、

今年の1月に、運営者の顔写真を掲載し、
「なぜこんな商売をやっているのか?」
ということを記載しただけで、、

成約率がなんと2倍近くになりました。

ぜひ顧客との対話を増やし、
自分たちが「なぜこんな商売をやっているのか?」
という部分を突き詰めて、サイトに掲載してください。


以上、私見ですが、
2011年のWEBサイトで気にすべき3つのことをお届けしました。

総じて最近の流れですが、
うさんくさい?情報が増えすぎているので、
その逆をいく形で、ちょっと抽象的ですが、

・その人・企業らしさ(ブランド)
・顧客を仲間として扱うスタンス
・顧客にとって直感的でわかりやすいメリット

といった部分がWEBサイトでも出てくると、
ノーブランドでも結果を出し易くなると思います。

「今年こそはWEBサイトを爆発させるぞ!」

という人は、ぜひこの流れを気にかけてみてくださいね。