RiTurban‘sサイト解析ブログ

「比較」を有効活用して売ろう

2011年05月06日

引っ越しを機に、
我が家では洗濯機を買い替えることにしました。

その時も活躍したのがインターネット。

うちの奥さんも友人からの口コミや、
インターネットの口コミをたくさん検索して、
購入する機器を決めていました。

※結局、SANYOのドラム型洗濯機を買うことに

さらに検索にはもう一つのメリットが。


家の近くのヤマ〇電機にて
「実はインターネットで見たらxx円だったんだけど。。」

といったらあり得ないくらいの値引きがされたのです。

実はそんなに値引いてもらわなくとも、
ネット購入はめんどくさいから買うつもりだったのですが。。
(ありがたかったのでお礼をいい、カードにも申し込みました^^;)

■比較の威力

インターネットは比較の文化と言われます。

・どこが安いのか?
・何がどう違うのか?
・どうやったら自分が得できるか?

ユーザーは間違いなく検索・検討しています。

ところが、この比較の威力を
うまく利用しているサイトはまだまだ少ないようです。


自分たちのメリットだけを伝え、
相手のよいところを説明していない。

比較した場合のデメリットは何なのか?
そういったことを正直に話していない。

比較表がない。

当然、他社と比較しようがないサービスもあるので、
その場合はいいのですが。。

まだまだそんなサイトが多いように思います。


■サイトで囲い込むだけ無駄

僕が会社に入った2000年くらいのころは、
情報格差がビジネスの差益を生んでいました。

その時代においては、顧客の囲い込み、
情報を伝えないという戦略は有効でした。

しかし、今の時代においては、
情報格差で差益を生むのは大変難しいです。


インターネットはオープンなので、
ユーザーを囲い込むことはできませんから。。

その代わりとして差益を生む元となりやすいのが

1.ブランド・信頼
2.エンターテーメント
3.サービス/情報の質・DoForYou(代わりにやってあげる)

といったところです。

つまり今は情報格差をつけようと努力するよりは。。

逆に情報を積極的にお伝えし、
顧客の利便性をあげたり、信頼を獲得する方が得です。

どうせユーザーが比較検討するならば、
ある程度検索してすぐわかるところとは、
メリット・デメリットをお伝えした方がいいのです。

競合サービスサイトへのリンクがあってもいいくらいです。

それは信用アップにもつながるし、
顧客の検索負荷軽減にもつながります。


■比較表を有効活用する

そういった中で、一番いいのは
直感的に比較検討ポイントを伝えること。

それには比較表が便利です。

〇△×で他社と比較します。

さらにその比較表が正直であればあるほど、
ユーザーは他サイトを検索した結果、
もとに戻ってきて信用してくれます。


正直に書いた結果、
差益を生むもとである「信頼」
がアップします。

これは得ですね。

さらにいいのは、
お客様の声で他社との差を説明してもらうことです。

ユーザーはメーカーの言うことは聞きたくないので、
メーカーがいくら比較表を正直に作ったとしても、
いまひとつ信用してくれません(T T)


これをお客様の声で捕捉します。

まぁこれがいわゆる口コミの代わりです。

もしのお客様の声が取れないのならば、
無料でサンプルを配ってもよいので、
ぜひ取得しましょう。

無料分なんて吹き飛ぶくらいの
効果が期待できると思います。

実際、これはかなりの秘訣ですので、
まだお客様の声を持っていない方は、
ぜひ取得して、比較ポイントを説明してもらってください。