書籍「世界一やさしいGoogleAnalytics」開発秘話(2)
2013年08月27日
僕の本のタイトルは「世界一やさしいGoogleAnalytics アクセス解析入門」
先回もお伝えしましたが、本当は違うタイトルを考えていたんです。
でも編集さんからアドバイスをもらったのが
「書店にいき、丸山さんが不得意な分野の前で、どんな本を手に取るかみてみてください。」
ということ。
そこで僕は、まっさきに書店の会計のコーナーに直行しました。
そこで手にとったタイトルは以下の3つ
・会計のことが面白いほどわかる本
・ど素人が読める決算書の本
・世界一やさしい会計の本です
恥ずかしながら、初心者の僕は、見事にこんな本を手にとったのでした。
「会計の本質的力とその実践」なんて本があっても、眼中にも入らなかったでしょう。
僕の今回の本は、サイト運営者で、はじめてGoogleAnalyticsに興味をもったような人や、今困っている人に読んでもらいたい本。そうれであれば、僕が手にとったようなタイトルが一番適しているのではないか?そう思って、今回のタイトルに決まった次第です。
※ちなみに、書籍のタイトルが最終FIXしたのは原稿があがって表紙デザインに入った時です。
ところで、今回の件はとても重要な話が入っています。
僕は最初、”自分のために”カッコイイタイトルの本を書こうとしていました。
でも、僕が本を書くのは、誰のためでしょうか?
読んでくれる読者の方のためです。
プロはお客さん目線をすぐに忘れてしまいます。
自分がもし初心者だったら、どうされたら嬉しいのか?
それを忘れないためにも、自分が新鮮な気持ちで触れ合える分野にふと足を踏み入れてみて、自分を客観視する力は大切だと思います。編集さんのありがたいアドバイスのおかげ。
初心忘れるべからずですね。
次回の開発秘話は、登場人物の予定です。