RiTurban‘sサイト解析ブログ

GoogleAnalyticsアドバンスセグメントとは?(使い方 その1)

2009年08月29日

きっと、このエントリーは、今後も追加されていくと思うので、
まずはその1ということで。

アドバンスセグメントってどう使うの?
そもそも、アドバンスセグメントって何?

そういう疑問を持たれている方も多いと思います。

そこで、ここでは、すごく具体的な例を1つ使ってご説明していきます。

アドバンスドセグメントを使えば、
「3ページ以上見た人を抽出する」
といったことができます。


ちなみに、プロファイルに設定できるフィルターとの違いは、
フィルターは、見せるデータを限定していくイメージですが、
アドバンスセグメントは、抽出です。

ここに詳細があります。
▼フィルターとアドバンスセグメントの違い
http://www.google.com/support/analytics/bin/answer.py?hl=jp&answer=112429

もちろん、まったく違う機能なので、一概には言えませんが、
何かの条件で抽出したいという場合には、まずアドバンスセグメント
で抽出できないかなーというのを試してみるがよいと思います。


さて、今回は、その3ページ以上見た人を
アドバンスドセグメントで抽出し、その人が
どんなキーワードで来たのかを確認してみます。


そうすると、SEOで注力すべきキーワードなどが
わかりやすくなります。

やり方(使い方)です。

  1. レポート右上のアドバンスセグメントの新規作成を選ぶ
  2. ディメンションで左の方から「ユーザ」→「滞在中のページビュー」を選ぶ
  3. 条件を以上に変更し、値を3にする
  4. 適当なセグメント名をつける
  5. 右上のメニューからそのセグメントを適用する

そうすると、3ページ以上見た人だけが抽出されます。

その抽出した人達のトラフィックレポートを見て、
キーワードを確認すれば、3ページ以上見た人が、
どのキーワードでたどり着いたかがわかるようになります。

つまり、どのキーワードに注力すればよいかが
わかるようになります。

つまり、アドバンスセグメントの使い方は、

「ある一定条件で抽出」 → その人達の傾向を確認していく

というのが大きな流れになります。

こうやって、細かく分析していくんですね。