RiTurban‘sサイト解析ブログ

ユーザーをグループにわけて考えよう(1) ~セグメンテーションとは

2011年07月01日

ユーザーをグループにわけて考えることが、
大切になってきています。

PPC広告もそう。
SEOもそう。
そしてアクセス解析もそうです。

グループわけは
いわゆるセグメンテーションと言われます。

セグメント(英語で分割、断片、分割)ですね。

なぜグループわけを考えるかというと、
例えばもし僕が(久しぶり)に
サバ寿司を売り始めるなら、
ajimi-image.jpg

関係ないですが、さんの鯖寿司は相当おいしいです


・「サバ寿司 お土産」とGoogleで検索した24歳のIT社会人
・Mixiの「サバ寿司」コミュニティに所属する女性
・福井県で古くからサバ漁に関わってきた50歳の漁師さん

それぞれ全然違います。

だから本当は一人一人に対して、
個別のサービスが存在するべきですね。

ひょっとすると、Mixiに入っている女性は、
毎月30個くらい食べてくれるかもしれません。

一方、ITが得意な24歳は、
迷った挙句に「フナ寿司」を土産にしてしまうかもしれません。

当然、Mixiの女性の方が僕にとって上顧客ですので、
手厚いサービスが必要です。

でもホームページの問題点があります。

誰に対してもページが一緒。
つまり、サービスが一緒なのです。

だから例えば僕は
ホームページで
——————-
フナ寿司 < 土産には絶対サバ寿司
——————-
をアピールしてしまいます。

一生懸命24歳の若者のために
サイトを作り込みます。

でもMixiの女性はそんなことより、
次回の「サバ寿司オフ回」の話が知りたいのです。

上顧客を無視するのは
大変まずいですね。

ホームページも、
ぜひ顧客毎に手厚いサービスをしたいところですが。。
でも一人ひとりに対応するのは現実的に無理です。

そこで「グループ分けして対応する」
という話が出てきます。

・土産グループ
・サバ寿司大好きグループ
・漁師グループ

といったように
顧客をグループ分けして考えていくのです。

じゃぁどういう観点でグループをわけるべきか?

この話は大切なので、
ちょっとシリーズでしっかりお伝えします。
続きは次週に。