RiTurban‘sサイト解析ブログ

ユーザーをグループにわけて考えよう(2) ~どのようにセグメントを分けるべきか?

2011年07月08日

先週の続きです。 

▼先週 ユーザーをグループにわけて考えよう(1)セグメンテーションとは
  http://site-kaiseki.com/analyze/post-29.html

最近、ユーザーをグループにわけて考えることが、
大切になってきているというお話をしました。

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じゃぁ、どういう観点でグループをわけるべきか?
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結論からお話すると、僕は
「ユーザーの希望や目的毎にグループをわけるべき」
だと思っています。

もちろん、インターネットで情報が取れるところは、
年齢、性別、住所、検索キーワード、検索媒体・・

とにかくユーザー毎に情報を細かく見ていく方がいいです。

なぜかというと、お伝えしたように
ユーザーをグループに分ける目的は、
あくまでサービス向上です。

そして究極の顧客サービスは、
ユーザー個別のサービスなのです。
(One to Oneサービスともいいます)

でもそれが現実的に不可能なので、
グループに分けて対応していくわけですね。

では、現実的に可能な範囲で、
ユーザーの希望に答えるにはどうしたらよいでしょうか?

これは逆説的ですが、
“ユーザーの希望や目的ごと”にグループを分けることができれば、
かなりの高確率で良質なサービスが提供できると思いませんか?

なので僕は
「ユーザーの希望や目的毎にグループをわけるべき」
だと思っています。

ではどうやってユーザーの希望や目的を知るか?

2011年段階のインターネットでは、
ユーザーの希望はほぼ検索キーワードに表れています。

例えば僕が
「レディガガ PV」
「ガガ様 ポロリ」
「ガガ様 ハプニング」
といった検索ワードでインターネットを徘徊しているとすれば、
彼はかなりの高確率でガガ様のポロリ画像を気に入るはずです。

こういうエロいユーザーには、
何を提供すればいいか丸わかりですね。。

インターネットで誰もが使える指標としては、

・ユーザーの検索キーワード
・ユーザーの閲覧しているサイト
・ユーザーの閲覧しているページ
・ユーザーの過去の行動履歴

などがあります。

ですので、これらをグループ分けの指標として使います。

僕と同じような行動パターンをとっている人には
ガガ様画像をプレゼントしておけば、
飢えた魚のように食いつくでしょう。

ユーザーの願望毎にグループ分けして対応していくと、
お客さんとしても嬉しいわけで、大変反応がよくなってきます。


ここまで知ると、
ぜひ、このグループ分けの観点を
WEBサイトに取り入れたいところですね。

そこで次回はこれらのグループ分けの考え方を

1.SEO,PPC広告(集客)で応用する方法
2.アクセス解析(分析)で応用する方法
3.WEBサイト制作で応用する方法

を具体的にお伝えしますね。
お楽しみに。