RiTurban‘sサイト解析ブログ
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2011年07月17日
先週からの続きです。
▼第一回 ユーザーをグループにわけて考えよう(1)
http://site-kaiseki.com/analyze/post-30.html
▼第二回 ユーザーをグループにわけて考えよう(2)~
http://site-kaiseki.com/analyze/post-29.html
最近、ユーザーをグループにわけて考えることが、
大切になってきているというお話をしました。
じゃぁどんなグループに分けたらいいかというと、
「ユーザーの希望や目的毎にグループをわけるべき」
だと僕は思います、というお話をしました。
今日は
——————————
そのグループをどうWEBサイトで応用するか?
——————————
というお話です。
WEBサイトで応用するやり方は
1.SEO,PPC広告(集客)で応用する方法
2.アクセス解析(分析)で応用する方法
3.WEBサイト制作で応用する方法
と3つあります。
今日は1について書きますね。
—————————1.SEO,PPC広告(集客)で応用する方法
—————————
これはもっともわかりやすいと思います。
インターネットに関していえば、
ユーザーの希望は
・検索キーワード
に現れやすいですね。
だから当然「保険 見積もり」
といった検索をしている人を、
WEBサイトに呼び込もうと
多くの人がやっきになっています。
しかし、このSEOを考えるときに
「ユーザーをグループに分けて考える」
ということをしている人は、
まだそれほど多くないと感じています。
(一時期よりも増えましたが。。)
ユーザーの希望や目的毎にグループを考えるならば
・保険を見積もりたがっているグループ
・まずは保険について調べたがっているグループ
・学資保険を知りたいグループ
・障害保険を知りたいグループ
etc…
それぞれ望むものが違いますし、
なんとなく検索しそうな
キーワードが想定できると思います。
当然、SEOを考えるならば、
それぞれの検索キーワードで各ページを作るべきですし、
情報が探しやすいよう、メニューもまとめることになります。
例えば
・学資保険について
- 学資保険の考え方
- 学資保険の相場
- 学資保険に入る時期
・障害保険について
- 障害保険とは?
- 障害保険の種類
etc..
といったページやメニューが
それぞれできていくことになります。
こういう考え方でサイトを作ると、
WEBサイトはより論理的な構成になり、
結果的にSEOにも強くなります。
場合によっては、
「学資保険専門のWEBサイトをもう一つ作るべきだ」
という結論に至るかもしれません。
この専門サイトができることも、
SEO的に良い場合が多いです。
つまりユーザーをグループで考え始めると、
なんでもかんでもトップページに集客しようという考え方をやめ、
必然的に情報が整理されたサイト=SEOに強いサイト
を作ることになります。
そしてこの考え方は、
そのままPPC広告にも当てはまります。
検索キーワードが違うのに、
同じ広告文でやみくもにトップページに集客することが
いかに馬鹿らしいことかに気づくのです。
だって
学資保険と検索している人と、
障害保険と検索している人は、
そもそも目的が違いますからね。。
この応用編としては、
「もっと別のキーワードからも呼べるんじゃね?」
と思いつくこともあります。
例えば、こんな風に思いつきます
—————
学資保険が目的のグループって、
よく考えたらお母さんだよな。。
ということは、
幼稚園や保育園とかの検索も
しているんじゃないだろうか??
—————
こんな風に想像が拡がりだしたら、
しめたものです。
…
まだやったことがない人は、
ぜひ集客に
「ユーザーグループの考え方」
を応用してみてくださいね。
次回は、このサイトの本題である
2.アクセス解析(分析)で応用する方法
に触れます。