RiTurban‘sサイト解析ブログ
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2011年09月27日
今日も、先回の続き。
マクロ視点でモニタリングすべき指標とは?というお話をします。
でも僕の答えは簡単なのであっさり終わりますよ。
※ちなみに先回のマクロの視点についてはこちらで。
▼マクロの視点
http://site-kaiseki.com/
■モニタリングすべき指標とは?
僕の答えはすごく簡単です。
「コンセプトダイアグラムで重要そうな箇所」
以上だと思っています。
■コンセプトダイアグラムとは?
コンセプトダイアグラムを一言で表現すると
「WEBサイトのコンセプトを図示したもの」
となりますが、
僕は
「WEBサイトとユーザーとの関係を表した一枚の図」
と勝手に思っています。
僕は元楽天の清水さんから初めてこの言葉を聞き、
目からうろこでした。
今まで頭で考えていたことを
シンプルにまとめる方法を教えてもらった感じです。
しかもこの図、作るのは意外と簡単です。
作り方は以下が参考になると思います。
(僕のも入れておきます)
本当に1時間程度でもとりあえず形になるので、
ぜひ一度作ってみてください。
▼WEB担当者フォーラムの記事
http://web-tan.forum.
▼元祖!清水さんのレクチャー
http://web-tan.forum.
http://www.cms-ia.info/news/
▼僕の簡易な作り方
http://site-kaiseki.com/
本当は僕の中ではもうちょっと進んでいますが、
それはまた今度。
■なぜコンセプトダイアグラムを作るのか?
これも一言で説明がつきます。
コンセプトダイアグラムこそが
「WEBサイト成功の秘訣」だからです。
WEBサイトの成功は、
極論すればお客さんとの関係で決まります。
コンセプトダイアグラムには、
そのお客さんが登場するんですね。
これが重要だと思っています。
逆にお客さんが登場しないコンセプトダイアグラムは危険です。
抽象的なカッコイイものになるかも知れませんが、
実践では役に立たないと思います。
これは僕の経験則ですが、
・お客さんはどこにいるのか?
・どうやったらそのお客さんにリーチできるか?
・そのお客さんの欲しいの発熱量は高いか?
これでWEBサイト成功の3割以上が決まるといっても
過言ではないと思っています。
ですから、お客さんとWEBサイトの関係を
図示しておくことはとても有用なのです。
ちなみに欲しいの温度というのは、
僕の独自用語なのですが、
以前こちらのブログに書きました。
▼欲しいの発熱量
http://site-kaiseki.com/
■コンセプトダイアグラムからモニタリングする指標を決める
一度コンセプトダイアグラムを作ってみると、
自分のWEBサイトにとって、
何が重要なのかがわかるようになります。
例えば、
—–
・リピーターの数
・「サイト解析」と検索して訪問しているユーザー数
・ブランドキーワードでの訪問数
—–
といった指標が出てきます。
あとはその値を定期的(毎週、毎月)
モニタリングすればよいです。
すごく簡単ですね。
なお他にも外部リスクとしてモニタリングすべき指標、
例えば検索数のトレンドなどもあります。
しかしそれは後回しでいいので、
まずはこのコンセプトダイアグラムから導き出した値を
モニタリングしてみましょう。
それが最も重要な指標だからです。
■一点だけ注意点!
ところでこのコンセプトダイアグラム。
自分が何をやりたいのかわかっていない時は、
どうやっても作れません。
コンセプトダイアグラムというだけあって、
コンセプトが無いと作れないのです。
でもコンセプトが無い!とわかっても
がっかりしないでください。
それがわかってからがスタートなのです。
誰に何を提供するのか?をもう一度しっかり定義すれば、
自ずと答えは出てきます。
焦らずじっくり取り組んでみてください。
きっと光明が差すでしょう。
僕も何回も光明がさしました^^