RiTurban‘sサイト解析ブログ

成約率を上げるには?(2) ~平均以下の場合~

2010年04月04日

■どうやったら成約率は上がる?(平均以下の場合)

今日は成約率が低かった場合の対処です。

成約率が低い場合は

・サイトの基本性能を備えていない
・明らかに他サイトの比較で負けている
・商品がまずい

という3点に問題がある
ことが多いです。

1個ずつご紹介していきます。

今日はまず
—————————–
・サイトの基本性能を備えていない
—————————–
です。


例えば、以前分析させて頂いた
あるファッションサイトでは、

集客数はすごかったのですが、
基本性能に問題がありました。

基本性能とは
・ユーザーにわかりやすいか?
・デザインは大丈夫か?
・信頼性はあるか?

といった部分です。

そのサイトでは、
ぱっと見て以下の
問題を抱えていました。

・商品写真のデザインが悪い
・セール品がどこにあるかわからない
・申し込みボタンがわからない

つまり「見た目」の部分です。

よくデザインは関係ないといわれますが、
それはもう古い嘘です。

凄いデザインである必要はありませんが、
わかりやすいデザインである必要があります。

特にファッションサイトだったら、
ユーザーは「夢」を持っています。

そのサイトは手作りのデザインで
その夢を壊してしまっていました。

お金がもったいない!
とで費用をケチってもいいですが、
そのせいでユーザーの「夢」
を壊してはよくありません。

そういったバランスを見て、
写真の加工だけはプロにやってもらうとか、
自分でデザインを勉強するとかしましょう。

(僕もサイトは作れますが、
大事な個所はデザイナーに頼みます)

ではそんな、
「自分のサイトの基本性能を知る」
一番の方法をお伝えします。

×アクセス解析をがっつりやる
×有料で僕に見せて頂く(でも本当はお勧め!)
○意見をいってくれる友人・顧客に見てもらう

です。

基本性能は、誰の目にも明らかなので、
厳しい意見をいってくれる人であれば、
足りない個所をズバズバ教えてくれるでしょう。

気持ちが凹む可能性はありますが、
基本性能は満たすことができます。

でも多くの人はユーザーレビューをせず、
そして原因がわからなくて悩んでいます。

自分で悩んでいるより、
人に聞いてみましょう。

アクセス解析より、
よっぽど素晴らしい
「気づき」を得られます。

僕もいろんな人に聞いています。

次週は
・明らかに他サイトの比較で負けている
についてお話します。