RiTurban‘sサイト解析ブログ

成約率を上げるには?(4) ~平均以下の場合~

2010年04月08日

成約率を上げる方法を探るシリーズ。
今日は「売っている商品が悪い」です。

インターネットって、
魔法のツールだと思われています。

ホームページを作れば、
集客ができて、
そして何でも売れるはず。

でも思ったより結果が出なくて、
困っている人がすごく多いです。

これは多くの人が
「インターネットは簡単に儲かりますよ」
っていうことを言い過ぎていると思います。

何を隠そう僕もそういう勘違いをしていた時期があって、
いけいけドンドンみたいな話をしたこともあります。
反省です。。本当にすみませんm(_ _)m

元来ホームページって
お店を流行らせるのと一緒です。

つまり流行らせるには
それなりに勉強しなきゃいけないし、
利益率の悪いものを売っていたら
やっぱり儲かりません。

売りづらい商品ももちろんあります。

じゃぁ、インターネットで売りやすい
商品が何かっていうと。。

【売れやすい商品】
A.実物を見なくても大丈夫
B.信頼関係がなくても売れる
C.比較されても負けない
D.恥ずかしい悩みに効く

という商品です。

インターネットで商品の成約率がいまいちな場合、
だいたいこの4つのうちどれかにひっかかっています。

例えばよくあるのが
「手作りの雑貨を売っているけど、成約率が悪い」
というパターン。

手作りの雑貨は厳しいです。
だってユーザーの側にたつと。。

A.実物を見ないと買うのが怖い
B.信頼する人や有名な人の作品じゃないと買いたくない
C.もっと素敵な商品がないか検索する
D.恥ずかしい悩みとは無縁

という4重苦です(* *)

実際、僕はこれを体験しました。
でもなんとか売りました。

じゃぁ、どうして売れるようになったかというと。。

B.信頼関係がなくても売れやすいように安価なラインを用意
D.恋愛に効く天然石アクセサリー!などで演出

という2点突破です。

それでもA.Cが残ってしまい、売りづらいのかわりません。
平均成約率は1万円の商品で0.02%程度。
趣味でやる分にはいいですが、商売として考えたときにはすごく苦労します。

でもこれはユーザーが悪いのではありません。
顔が見えないインターネットという属性を考えれば、仕方がないことです。

このように取り扱う商品によっては、
平均の成約率なんて関係ないくらい苦労することがあります。

この課題を取り去るには、ユーザーを変えるのではなく「商品を変える」ことです。

言葉を変えると、インターネットでは売りやすい商品を売って、
その後、信頼関係が構築された後に、本当に売りたい商品を売った方が、
ずっと楽になるということです。(属に言う「フットインザドア」です)


ぜひあなたの商品を以下のチェックリストでチェックしてみてください。

A.実物を見なくても大丈夫
B.信頼関係がなくても売れる
C.比較されても負けない
D.恥ずかしい悩みに効く

そして対策がどうしてもうてないならば、
僕が「恋に効く!」とやったように、
思い切って商品の見せ方をかえましょう。

インターネットは、
リアルな世界とは違うので、
ユーザーはすごく慎重です。

その慎重なユーザーに足を
一歩踏み入れてもらうには、
とことんこっちがリスクを
負わないといけないです。

もしあなたの商品がなかなか売れない。。などで困っている場合などは、
この下のコメント欄にあなたのお悩みなどを書き込んでいってください。

もちろん匿名で大丈夫です。
このメルマガやブログで取り上げて、具体的な対処方法についてお伝えしたいと思います。

さて今日で平均以下の場合は終わりです。

次回は平均以上のサイトについてお伝えします。