RiTurban‘sサイト解析ブログ

AISASをサイト改善に応用する方法 (RIBRANSモデル)

2010年11月26日

「自分のサイトの何が悪いのかわからない」

こう思う人のために、今日は、
僕のサイト改善やり方をお伝えしようと思います。

これが全てではないですが、
僕はメインではAISASモデルというものを応用しています。
動画でプレゼンしています。
動画の中で説明している、AISASモデルを応用した
RIBRANS(白米)モデルのチェックシートはこちらです。

ribrans.jpg

通常、電通さんの提唱したAISASモデルというのは、
顧客の消費行動パターンを示していると言われます。

ということは、この消費行動パターンのどこに施策の漏れがあるか?
ということを考えれば、より購買行動に結びつきやすくなるはずです。

ところが、AISASモデルを普遍的なモデルとして採用するには、
例えば、全ての人がSearch(検索)を必ずしも行う訳ではないという、
少し使いにくい部分があります。

さらに、、顧客行動というのはむしろ心理に依存する場合が多く、
例えば怒ったから殴るとか、怒ったけど殴らないなど、
心理面のことを考慮しない限り、大変、あいまいな基準になります。

そこで、今回の僕のモデル(RIBRANSモデル)では、
AISASモデルに心理面を補完したモデルになっています。

また見てもらうとわかるのですが、このモデルの場合、
AISASのSearch(検索)はLearn(学習)に置き換わっています。

どちらにしろこういったユーザー心理モデルと行動モデルを照らし合わせて考えると、
様々な改善案が浮かぶことは多いと感じています。

このチェックシートを見てもらえれば、
自分のサイトのどこが悪いのか?
という目安になるのではないかと思っています。

僕は商標は取らないので(笑)、
ご自由にお使いください。


追伸:
ちなみに、このRIBRANSモデルを白米モデルと呼んでいるのは、
フランス語で白米をリ・ブランと言う(そう)だからです。